コラーゲンペプチドは筋肉、筋膜、靱帯の生成を促す! 腰痛改善に注目!

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つるつる肌の若い女性

体を構成する上で大切な成分に、コラーゲンがあります。

コラーゲンは美肌効果でよく知られていますが、肌だけでなく、健康的な肉体を維持するためにも必要な成分です。

腰痛の原因は「筋肉の緊張」にありますが、劣化した筋肉を新たに生成する際には、コラーゲンの働きが役立っています。

腰痛には様々な原因が挙げられていますが、食生活の改善を見直してみてはいかがでしょうか?

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コラーゲンペプチドの効果とは?

腰痛に効果が期待できる栄養素として、以前の記事でマグネシウムを紹介しました。

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今回は、筋肉や筋膜そのものの生成を促す成分として、コラーゲンペプチドをご紹介します。

コラーゲンペプチドとは?

魚のアラや手羽先などを煮ると、冷えた後に煮こごりができます。ぷるんとしたアレのことですが、それが肌に良いと言われるコラーゲンです。

但し、コラーゲンのままだと、残念ながら体内に吸収されにくい状態になっています。そこで体に吸収しやすいように抽出したものが、ゼラチンになります。

さらにゼラチンを細かく酸素分解したものが、コラーゲンペプチドと呼ばれているものです。

コラーゲンペプチドの状態になると、コラーゲンの分子が細かく分解されているため、水にも溶けて、体内への吸収性が高まっています

コラーゲンペプチドは肌の再合成を促す

昔の栄養学の常識では、いくらコラーゲンを摂っても、それが肌に再生されることはないと言われていたようです。

コラーゲンで美肌になるなんて、実は嘘なんだよ」と、したり顔で言っている人たちがいたわけです。

とはいえ、つるつるの美肌は女性の強い願いです。それでもコラーゲンを取り続ける女性は多く、実際に効果があったと言う人たちも数多くいました。

そしてその後、コラーゲンが小さく分解されたコラーゲンペプチドは、肌の近くまで運ばれて、肌の再合成を促す働きをしている研究報告が発表されたのです。

未だにコラーゲンの美肌効果については、専門家の間でも意見が分かれています。

しかし、摂取したコラーゲンそのものが美肌を作っているわけではないにしても、肌がつるつるになる効果は嘘ではなかったわけです。

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コラーゲンペプチドは腰痛にも有効か?

コラーゲンはタンパク質の一種で、私たちの体を構成する重要な成分です。体重の約20%あるタンパク質のうち、その約30%をコラーゲンが占めています。

それを考えると、コラーゲンは肌に良いというだけでなく、健康生活を支えている大切な栄養素であることが分かります。

コラーゲンペプチドは筋肉や筋膜、靱帯や腱の生成も促す

美容で人気のコラーゲンペプチドですが、腰痛に有効な成分として注目している専門家もいます。

具体的な腰痛の改善データは、今後の研究課題になりますが、コラーゲンが体の構成に必要な成分であることは間違いありません。

筋肉や筋膜、靱帯や腱の主成分はコラーゲンなのです。

腰痛の原因は、緊張してカチカチに硬くなってしまった筋肉にあります。また、それに付随する筋膜、靱帯や腱も、古いゴムのように劣化しているわけです。

それらの筋肉を新しく生成していくために、コラーゲンの働きが必要になるわけです。

コラーゲンの摂取で、筋肉の増減が変わる

体を構成しているコラーゲンは、加齢とともに減少していきます。そのピークはかなり早くて、20歳ごろと言われています。

また、加齢とともに劣化したコラーゲンが増えて、体全体が老化していきます。

人間は加齢とともに筋肉量が減っていくのはやむを得ないのですが、この筋肉の減少は、コラーゲンの摂取量と関連しているという研究結果があります。

以下、2010年に食品化学新聞社の【FOOD Style 21 vol.14 no.7】で発表された内容です。

コラーゲンペプチドを1年間食べてもらい、骨量や筋重量、脂肪量といったカラダの組成の変化を調べたところ、試合シーズン前のトレーニング期(摂取開始から3ヵ月)において、筋重量が増加

筋重量は通常、トレーニング期が終われば減る一方だが、コラーゲンペプチドを食べたところ、その減り幅が少なくなることもわかった。

コラーゲンはタンパク質の一種ですから、筋肉の増減と関係があることは当然なのですが、実際の研究においても、それを証明する結果が示されているということです。

これはスポーツマンを対象にした調査結果ですが、同じ人間ですから、私たちと結果が著しく変わることはないと思います。

人間の細胞は、3か月で入れ替わる

体内の細胞は、絶えず入れ替わっています。部位によって異なりますが、体の細胞が入れ替わるのは、およそ3か月程度と言われています。

これは凄いことです。たったの3か月で、人間の体は、新しい細胞に入れ替わってしまうわけです。体だけで見れば、3か月前のあなたと今のあなたは、ほぼ別人になっています。

今現在、あなたを苦しめている痛みの原因となっている筋肉も、上手に改善していけば、3か月後には新しいやわらかい筋肉に変わっているわけです。

そう考えれば、長年治らずに諦めていた腰痛にも、希望が見えて来るのではないでしょうか? 体というのは、もともと素晴らしいシステムになっているのです。

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原因を取り除かない限り、腰痛は治らない

体には素晴らしい治癒能力が備わっているのですが、その一方で、自然治癒だけで腰痛は治らないというのも事実です。

矛盾しているようですが、放っておけば自然に治るものならば、誰も腰痛に苦しみません。これは私の経験からも言えることです。

やはり、自然治癒とともに、本人の努力も伴うものなのです。

体の細胞が入れ替わっても、腰痛が治らない理由

世の中には、10年も、20年も、ずーっと腰痛に苦しんでいる人もいます。

体の細胞が入れ替わっているのに、なぜ腰痛が治らないのか?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

その答は簡単です。腰痛を作り出している原因を、そのまま放置しているからに他なりません。いわば鋳型で成形するようにして、腰痛持ちの体を、絶えず作り続けているわけです。

そもそもの腰痛の原因を取り除かない限り、腰痛が治ることはありません。

大切なのは、腰痛を作り出している原因を正しく知り、改善していくことです。腰痛の原因のほとんどは、自分が作り出した生活習慣の中にあるのです。

コラーゲンペプチドで、体の衰えや老化を防ぐ

筋肉は動かさないことで緊張する、という性質を持っています。実は、これが腰痛の大きな原因になっています。

筋肉が緊張すると、血流が滞り、細胞の隅々まで新鮮な酸素と必要な栄養素を運べなくなります。その結果、痛みの原因となっている成分が発生しているのです。

やはり体は、適度に動かしたほうが良いのです。しかし体の衰えや老化によって、以前よりも活動が減り、体の運動量が落ちてくるのは否めません。

若々しい体を維持するためにも、コラーゲンペプチドの摂取をお勧めします。

お勧めのコラーゲンペプチド

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新しい筋肉の生成に必要なコラーゲンは、なかなか体内に吸収できないのが難点ですが、それを吸収しやすい状態にしたのがコラーゲンペプチドなのです。

一般的なコラーゲンペプチドの他に、より分子が小さくて体内に吸収されやすい「トリペプチド」も注目されています。

コラーゲンの働きに注目して、腰痛だけでなく、膝の痛みに、コラーゲントリペプチを勧めている医師もいます。

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