四十肩・五十肩に悩んでいるならば、肩サポーターの着用をお勧めします。それだけで痛みが軽くなり、症状を悪化させない治癒効果があります。
しつこい疼痛に不快な思いをしていた毎日が、肩サポーターを付けるだけで笑顔に変わるかもしれません。
五十肩・四十肩を、「肩を少し痛めただけ」と軽く考えてしまう人がいます。しかし、そのまま放置してしいると、肩が上がらないまま固定されてしまう危険があることをご存知でしょうか?
肩サポーターを巻くことで、痛みが和らぎます。肩サポーターを装着すると、早く治ります。
当記事では、五十肩・四十肩の改善の方法と、お勧めの肩サポーターをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
五十肩・四十肩とは?
あなたは今、シャツに袖を通す時や、高い場所のモノを取りたい時など、日常の簡単な動作にも痛みを感じて、腕が上がらずに困っているのではないしょうか?
五十肩・四十肩は、医学的には肩関節周囲炎と呼ばれている症状です。中高年になると、誰もが発症する恐れがあります。
最初に訪れる急性期では、肩周辺に強い痛みを感じます。酷くなると、夜も眠れなくなってきます。しかし慢性期に入ると、だんだんと痛みも鈍くなり、腕を全く動かせないわけでもありません。
このため、多少の違和感は我慢して、五十肩・四十肩をそのまま放置してしまう人も少なくないようです。
ところが、治ったように思えても、肩関節の動く範囲が狭くなったままの状態で、治ってしまうことが多いのです。
五十肩・四十肩は、再発する恐れも高く、何度も繰り返すことで、骨格や関節が歪んだ状態のままで固定されてしまうので注意してください。
たとえ痛みを引いても、イラストのように、こんな状態になってしまっては本当に治ったとは言えませんね? 実際にこうなってしまった人も多いので、肩サポーターを着用して、しっかりと治すことが大切です。
五十肩・四十肩の原因と対策
五十肩・四十肩は、できる限り初期の急性期に対応したほうが良いのですが、すでに慢性期に入っている人でも、今から対策をしたほうが賢明です。
四十肩・五十肩の原因は?
実は、これだけ医学が発達しているにも拘わらず、四十肩・五十肩の原因は、はっきりと解明されていません。
一般的に指摘されている原因は、以下のことです。
- 直接的な原因としては、加齢に伴い、肩の関節や筋肉、肩周辺組織が固くなったり、縮むなどの変化を起こしたために、炎症や痛みを引き起こしている。
- また、間接的な原因としては、普段の生活習慣やストレス、ホルモンバランスの変化などの要因も影響している。
要するに、年を取って肩周辺の組織が変化し、さらに生活習慣やストレス、ホルモンバランスなど、他の要因も重なって起きているということです。
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
五十肩・四十肩の対策① 姿勢を正す
五十肩・四十肩の対策は、腰痛と同様に、まずは姿勢を正すことです。
特にデスクワークをしている人は、背筋が丸まった猫背の姿勢になりがちです。モニターを見ながらパソコンのキーボードを叩いていると、どうしてもそのような姿勢になります。
自分で確認してみても分かると思いますが、肩が縮こまって前方に出ている巻き肩なっていませんか?
また、マウスを使用している人は、そちらの腕を頻繁に動かすので、左右の肩のバランスも悪くなっています。
ちゃんと背筋を意識して、猫背にならないように注意することから始めてみてください。
五十肩・四十肩の対策② こまめに運動をする
同じ姿勢を続けていることも、五十肩・四十肩の原因になります。筋肉は、動かさないことでも緊張する性質を持っています。
デスクワークをしている人は、座りっぱなしの状態を長く続けていると思ったら、こまめに運動をしてください。
仕事の合間にゆっくりとバンザイをするような格好で、背筋を反らす運動が効果的です。
五十肩・四十肩を発症している人は、腕が上がらないのでバンザイポーズは難しいかもしれません。このため、ゆっくりと肩を回すストレッチをしてください。
血流を高めて、硬くなっている筋肉に、新鮮な血液を送り込むのです。
肩周辺の筋肉に溜まった廃物(痛み物質)を、血液が洗い流してくれます。同時に、細胞に必要な栄養素と酸素も送り込まれるので、新陳代謝も高まります。
五十肩・四十肩の対策③ 肩サポーターを着用する
誰にでもできる五十肩・四十肩の安全な対策は、肩サポーターを使用することです。五十肩・四十肩を改善させるためには、肩を正しい位置で、ちゃんと固定したほうが良いのです。
激しい痛みが続く時期には、肩をしっかりサポートして、負担を軽くしてあげる必要もあります。痛いのを我慢して、慢性化してしまうと、よけいに症状が長引いて治りにくくなってしまいます。
肩サポーターをするだけで、歪んだ骨格や関節を矯正してくれます。
また、五十肩・四十肩の人は、肩周辺が冷えていて、血行が悪くなっています。これが痛みや肩凝りの原因にもなっています。
冷えを感じると、痛みも強まります。冷え対策として、肩サポーターをすることも大切です。
五十肩・四十肩にお勧めの肩サポーター
「肩サポーターで固定する」と聞いて、布でガチガチに肩を巻き上げるイメージを想像しましたか?
安心してください。そんなに大袈裟なものではありません。しっかりと肩を守りながら、動いても違和感のない肩サポーターがあります。もちろん、普段の生活の中で着用できます。
病院や専門店に行かなくても、Amazonや楽天で買えます。種類とサイズも豊富に揃っています。値段も決して高いものではありません。
初めて付けた人は、肩サポーターをすると、しないでは大違い!ということを、実感できるはずです。
ディーアンドエム(D&M) ラインサポーター
ディーアンドエム(D&M)は、国内で初めてサポーター事業に着手した老舗の専門ブランドです。安心の日本製というのもポイントです。
この商品はアスリート用にも最適で、吸汗・速乾性に優れた特殊編製法(特許出願済)が肩関節をしっかり支えます。
痛めた筋肉をサポートすることで、再発を予防し、疲労や痛みを軽減する事ができます。
2本のベルトを採用しているので、フィット感が高まり、かぶれの原因になる肌への圧迫も分散できます。
ディーアンドエム(D&M) ウールサポーター 左右兼用
こちらはD&Mのウール製・肩サポーター(日本製)です。ウールは吸収性が高く、逆に繊維表面は水を吸わない性質を持っています。冬は暖かく、夏は涼しい繊維です。
また、化粧品にも使用されている肌に優しい3つの成分をウールに施しています。スキンケアが気になる女性にお勧めです。
bonbone 肩サポーター メッシュアップショルダー
bonbone(ボンボーン)は、治療院業界で高い実績と信頼を築いている接骨・整骨院のための専用ブランドです。
こちらの商品は、柔軟性の高い伸縮素材を使用しているので、腕の前後の振りを妨げずに、肩周辺を的確にサポートします。マジックの着脱式なので、長さの微調整も簡単です。
軽量なメッシュ素材のため、長時間の装着にも安心して使用できる肩サポーターです。
bonbone 肩サポーター ショルダーアクション
肩サポーター ショルダーアクションは、肩を上げるのがつらい人にお勧めです。ズレにくく、肩甲骨の可動域が広がります。
3つのサポートが、肩関節の動きの連動性を高め、肩周辺組織をしっかりサポートしてくれます。
FC 遠赤サポーター 肩当
FC遠赤サポーターの大きな特徴は、遠赤外線を放射する天然鉱石「ブラックシリカ」を立体プリントしていることです。
夏は、クーラーの効いた室内での冷え対策にもなります。
寝ながら肩サポーター
寝ている間に、サポーターの温め効果&着圧効果で、肩の痛みを軽減してくれる優れモノです。
鎖骨に当たりにくいデザインなので、寝ている間の着用感も快適です。就寝時だけでなく、昼間の活動時にも安心して使用できます。
肩サポーターで骨格を正しい位置に矯正する
五十肩・四十肩は、ある日突然に発症することが多く、本人にも思い当たる原因が分からないことが多いものです。
病院に行くほどの必要もないだろうと思っていると、徐々に悪化して、治りにくい体質になる恐れがあるので注意しましょう。
まずは肩サポーターを着用して、痛みが和らぐかどうか試してみると良いでしょう。骨格を正しい位置に矯正してくれるので、治りも早くなります。
肩サポーターにも様々な商品があるので、Amazonや楽天のカスタマーレビューなどもよく読んで、自分に適したものを探してみてください。