朝起きると腰が痛い! 朝は布団の中で体を動かすことから始めよう!

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朝起きると腰が痛いのはなぜ? 寝起きと腰痛の関係

朝起きると腰が痛い背中が痛い体が重いと感じる人は、けっこう多いのではないでしょうか?

寝ている間は体を休めているので、朝には疲れが取れているはずです。せめて朝くらいは痛みもなく、すっきりとした感覚で起きたいものです。

それなのに、なぜ朝のほうが痛むのでしょうか?

でも、これにはちゃんと理由があるのです。以下、寝起きと腰痛について考えてみたいと思います。

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朝起きると腰の痛みが増している理由

昼間の間に活動した体は、当然のことながら、夜には疲労が溜まっています。腰に掛かっていた負担も、ピークに達しているはずです。

そう考えると、一日の終わりが近づけば近づくほど、腰の痛みが増してくるように思いますが、実際には、そうでもないんですよね。私の経験でも、夜に腰痛が酷くなったことはありませんでした。

当時、それを不思議に感じて、「だんだん痛みの感覚に馴れてくるせいかな?」とも思いました。でも、そんな理由ではないのです。

これは腰痛の原因を考えてみると分かります。

腰痛の原因は、筋肉の緊張にあります。肩こりの人は、自分の肩の筋肉を触ってみると分かると思いますが、ガチガチに硬くなっていますよね?

筋肉の緊張とは、そのように硬く縮こまった筋肉が血行不良起こし、筋肉内に疲労物質を溜め込んでいる状態なのです。

その疲労物質が神経を刺激して、痛みを生じさせているのです。

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寝ている間は血流が低下する

睡眠中の女性

筋肉が疲労物質を溜め込んでいても、夜の寝ている間に疲労物質が抜けて、朝には痛みが消えても良さそうに思えますよね?

ところがどっこい、寝ている時には体内の血流が低下するのです。

睡眠時には、脳も体も休んでいる状態なので、大量の栄養素を体内に流す必要がありません。このために血流が減るわけです。これは睡眠のメカニズムによるものです。

また、寝ている時には運動量も、ぐーんと減ります。筋肉は、血液を流すポンプの役割も果たしているため、体を動かさないことで血流が滞ってしまいます

さらに、寝ている時には、敷布団に接している箇所に体重が乗って、背中や腰などが圧迫されています。これは血管も押し潰されている状態ですから、血流はますます低下してしまうのです。

つまり、寝ている間は血行不良を起こしやすいのですね。そもそも筋肉が硬くなってしまう原因は、血行不良によるものです。

この結果、寝ている間に筋肉が硬くなり、朝起きると腰の痛みが増しているのです。

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血液の流れは、健康に大きな影響を及ぼしている

私は腰痛を経験したことで、腰痛と血流は無関係のようで、実際には密接に結び付いていることを知りました。

腰痛に限らず、血液の流れは、人間の健康に大きな影響を及ぼしているのです。血流が滞ってしまう弊害が、様々な病気を発症させているケースが多いのではないでしょうか?

冷え症や体のむくみなども、体の隅々に血液が流れにくくなって起きている症状です。それが進むと、筋肉の硬化が始まり、体の痛みやしびれとなって現れます。

話は異なりますが、経済も同じですね。日本は長らく経済が停滞しています。もう20年以上も不景気が当たり前の状態になっています。若い世代の人たちは、景気の良い時代を知りません。

これは何が原因かと言うと、経済の血液に当たる「お金」が流れていないからです。人々がお金を使おうとしないのです。会社も設備投資を控えて、お金を使おうとしません。

このために不景気になって、経済の痛みが人々を苦しめています。不景気の悪循環が、ずーっと続いているのです。もっとお金が自然に流れていく社会にしないと、この状態はいつまでも続いてしまいます。

水だって流れなくなると腐るのです。人間の体にしても、経済にしても、自然の営みにしても、流れが止まると弊害が起きるわけです。

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朝は布団の中で体を動かすことから始める

寝起きの女性

腰痛患者でなくとも、寝起きは体が硬くなっていますよね? 体が重く感じたり、背中や関節に痛みを感じるのは、寝ている間に血流が停滞していたためです。

なので、朝はいきなり布団から跳ね起きるのではなく、しばらく布団の中でモゾモゾと体を動かしてから起きると、血流が高まって目覚めが良くなります。

朝、目覚めてすぐに起き上がるのではなく、まずは布団の中で体を動かすことから一日を始めましょう
心臓から遠い手首、足首の関節などから少しずつ動かして、固くなった筋肉をゆるめ、体のゆがみを少なくしてから起きるようにすれば、腰痛を起こしにくくなります。

腰痛が治るのはどっち?』より

朝は腰痛が起きやすいと分かっているのですから、無理をする必要はありません。車の試運転をするように、徐々にエンジンを掛けていけば良いのです。

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血液の巡りが、健康や精神に及ぼしている影響

最近の研究では、腰痛は安静にしていると、かえって悪化すると言われています。これなども、長い間、体を動かさないことで血行不良を起こしてしまうことが分かったからなのです。

ちなみに、血行が良くなると、私の場合、肩や背中のあたりがポカポカとしてきて、体の芯も温まったように感じます。この状態になると、体だけでなく、気持ちも高まってきて、何事にもやる気が出てきます。

「最近、体がだるい」「何事にも意欲が湧かない」という人は、単に体内の血流が停滞気味になっているだけかもしれませんよ?

激しい運動をする必要はありません。気晴らしに散歩に出掛けてみるのもいいですし、その場で体をゆるゆると動かすだけでも、体内の血流は高まってきます。

ささいな運動を試してみるだけでも、血液の巡りが健康や精神に及ぼしている影響を、実感できるのではないかと思います。

もしも慢性的に腰痛が続くようならば、悪化する前に、まずは腰痛ベルトで腰を守ることも必要です。悪化するほど治しにくくなるので、ご注意ください。

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