腰痛が酷くなってくると、「本格的に治療しないとダメなのではないか?」と、心配になってくると思います。でも、どこに行けば良いのか迷いますよね?
病院の場合は整形外科、治療院の場合は接骨院・整骨院や鍼灸院、整体院、カイロプラクティックなどが思い浮かぶと思います。
病院と治療院では、どちらに行ったほうが良いのでしょうか? あるいは、それ以外の選択はあるのでしょうか?
腰痛になったら病院に行くべきか?
「腰痛が治るのはどっち?」の著者・川井太郎氏は、20年以上も腰痛患者の治療をしている腰痛の専門家ですが、もしも川井氏自身が腰痛になったとしたら、病院の整形外科に行くと言っています。
理由は簡単で、まずは腰痛の原因を探らないといけないからです。腰痛には内臓疾患や感染症、がんなどの病気が隠れているケースも希にあります。
このため、レントゲン検査やCT検査、MRI検査など、もしもの場合に精密検査ができる病院施設を勧めているわけです。
場合によっては、内科や外科、婦人科などの専門医にも診てもらえます。治療院ではそこまでの対応ができません。
よく分からずに心配ならば、総合病院に行くと整形外科に回してくれます。腰痛になったら、まずはそこで診療を受けるという選択も良いと思います。医療施設なので保険もききます。
腰痛の原因の85%は、原因が特定できない腰痛
病院に行く理由として、腰痛の原因を探らないといけないと書きました。
但し、腰痛の原因の85%は、原因が特定できない腰痛(非特異的腰痛)である点も知っておいてください。
病院なら何とかしてくれるだろうと期待して行っても、とりあえず湿布や痛み止めの薬を渡されて帰される、というケースが多いようです。
というのも、日本整形外科学会の「腰痛診療ガイドライン 2012」でも、初診からレントゲン検査などの精密検査をすることは推奨されていないのです。
医師が検査の必要を感じたり、患者の不安が大きい場合を除いては、最初は問診をして症状の経過を見ることになります。
病院に行ったからと言って、すぐに腰痛治療が始まり、みるみる腰が回復するという過剰な期待は持たない方がいいと思います。
病院に行ったほうが良い腰痛の症状
病院に行くべきかどうかの目安ですが、以下に該当する方で心配な方は、病院に行って相談してみてください。
全体としての確率は低いですが、腰痛の原因が内臓疾患や感染症、がんなどの場合もあるからです。
病院の医師に相談したほうが良い腰痛の症状
□ 膝から下の痛みがひどく足や足の指先に力が入りにくい、感覚がにぶい、ピリピリするといった症状がある。
□ 最近、大きな事故にあって腰痛になった。
□ 腰痛になってから尿が出にくい。
□ 急性腰痛に伴って、倦怠感や体調不良を感じている。
□ 癌になったことがある。
□ 熱がある、体温が高くなった。あるいは汗が出るようになった。
□ 腰痛に加えて、他の症状が出てきた。
参考)
治療院にも違いがある?
上記の「病院の医師に相談したほうが良い腰痛の症状」に当てはまらない人は、治療院に行く選択もあります。
近所に治療院、接骨院・整骨院、鍼灸院、整体院、カイロプラクティックなどがあると思います。
これらの治療院は、それぞれに治療方法の違いもありますが、持っている資格にも違いがあります。
整骨院・接骨院や鍼灸院などの治療院では、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師などの国家資格を持っている治療師がいます。
整体院やカイロプラティックなどは、民間資格で開業できます。
国家資格を有しているからといって、技能や経験、治療方針に個人差はありますので一概に良いとは言えませんが、一応の目安にはなります。
大事なのは治療方針
但し、治療院でのマッサージや鍼灸、徒手治療では腰痛を治せないという見解を持っている専門家は数多くいます。
そもそも日本では法律により、治療院での治療は医療行為として認められていないので、マッサージや鍼灸で「腰痛が治る」とは言えない医療業界の事情もあるのではないでしょうか?
でも、医療の薬品や手術で腰痛が治るのかと言えば、治らない人も多いのですから、これはお互いに何とも言えないところだと思います。
けっきょくは病院であっても、治療院であっても、患者の腰痛の本当の原因を突き止め、それぞれの患者に適した改善方法を指導していくことが求められます。
医師や治療師が、そのような治療方針を持っているかどうかが大事なのだと思います。
良い医師・治療師の見分け方
良い医師や治療師に巡り会ったならば、あなたの腰痛の原因を突き止め、改善に導いてくれると思います。
但し、良いかどうかは、ネットの口コミ情報や、知り合いの紹介だけでは分からないというのが、実際のところだと思います。
私はぎっくり腰をやった時、20年以上のベテラン治療師が開業している治療院に行きました。知り合いの紹介もあり、評判も良いと聞いたので、安心感があったからです。
でも結論から言うと、ひどい目に遭いました。その私の経験にも照らし合わせて、良い医師・治療師の見分け方を書きますので、参考にしてみてください。
患者の痛みに敏感であること
長年、患者の治療を続けていると、見慣れてしまうせいなのか、患者の痛みに鈍感になっている医師や治療師がいるようです。
私は腰の痛みに耐えながら、藁にもすがる思いで治療院に行ったわけですが、そこの治療師が私に最初にしたことには今も驚いています。
その治療師は、私を検査台の機械の上にうつ伏せに寝かせて、私の腰の痛みを確かめる検査を始めたのです。
ガシャン!と音が鳴って、腰の辺りが持ち上がって動きます。その度に、私の腰には激痛が走りました。しかし治療師は、平然とした態度で「これは痛む?」と何度も検査を繰り返します。
何度目かの検査で、私はあまりの痛みに耐えきれず、唸り声を上げて、腰をねじってしまいました。このために、来た時よりも、さらに痛みが酷くなりました。
実は、私はこの検査によって、二度目のぎっくり腰をやってしまったではないか?と思っています。実際に私はその後、1か月以上、ほとんど寝たきりの生活になってしまいました。
これは私が実際に経験したことです。患者は何も分からないので、治療に必要なのかな?と思い、痛くても我慢してしまうのですね。
私の経験は特異なケースだと思いますが、患者が目の前で痛がっているのに、たとえ必要な検査や治療であっても続けるべきではありません。
もしも診療中に、「この治療師(医師)は、ちゃんと私の痛みを感じ取っているのだろうか?」と疑問に思ったら、その治療院や病院に行くのは止めたほうが良いと思います。
患者の痛みを感じ取れない者が、適切な治療をしてくれるとは思えません。
しっかり問診や説明をしてくれること
腰痛というのは、個人によって症状や原因が様々なので、しっかりとした問診が求められます。これは前述した日本整形外科学会の「腰痛診療ガイドライン 2012」でも、強く推奨されていることです。
このため、問診の時間を長く取らずに、パッと患者の症状だけを見て治療を始めたり、病名を告げたりしたならば、それは良い医師や治療師とは言えません。
治療を始める前に、その治療法の意味や効果を説明しないのも不親切です。
私を診療した治療師は、何の説明もなく、私の腰の上に温熱療法の機器を乗せました。その間に、問診をしてくれれば良かったのですが、そのまま5~10分くらい診療台の上で放置されました。
また、腰の辺りで、もぞもぞと何かやっているので、振り返ってみたら、鍼を打っていました。その治療師は、柔道整復師の他に鍼灸師の資格も持っていたのです。
悪い気はしませんでしたが、患者の体内に異物を入れるわけですし、頼んでもいないのですから、今思うと、「私に了承くらいは取るべきではなかったのかな?」と思います。
このように、問診や説明が不足している医師や治療師であったならば、ちゃんと説明を求めるか、もう行くのは止めた方が良いかもしれません。
本当の腰痛の原因を解明し、改善方法を指導してくれること
実は、これが一番大事です。丁寧な治療をしてくれても、患者自身で腰痛を改善できるように指導しないのならば、患者はいつまでも通い続けなければいけなくなります。
良い医師や治療師は、患者との問診を大事にして、患者の歩き方や姿勢の癖なども注意深く観察し、本当の腰痛の原因を解明しようと努めます。
なぜならば、腰痛は本当の原因さえ分かれば、患者が自分で治していくことができるからです。これは長年、腰痛に苦しんできた人ならば、身に染みて分かるのではないでしょうか?
良い医師や治療師の一番の条件は、腰痛の原因を解明し、その人に適した改善方法を指導してくれることです。本当は、これこそがもっとも大事な仕事なのです。
これは私が勝手に言っているわけではなくて、多くの腰痛の専門家たちも口を揃えて言っていることです。
腰痛は放っておいて治るものではない
私の場合は、最初に行った治療院があまりにも酷いところでした。知り合いに紹介してもらった手前、二回は行ったのですが、指導らしい指導は何もありません。
私は「これならば自然治癒で治したほうが良い!」という結論に、早々と辿り着きました。高いお金を払い、痛い思いをしてまで、のこのこと通い続ける理由はないと思ったわけです。
自然治癒だけで腰痛は治るのか?
ただ、自然治癒と言えば聞こえは良いですが、放っておいて治るならば、誰も腰痛には悩まないのですね。私は1か月、ほとんど寝たきりの生活を経た後も、一年以上にわたって生活に支障が出ました。
相変わらず腰に不安を感じていて、思うように活動ができません。そして、発症から一年を過ぎた夏に、再び腰痛が酷くなり、丸一日、動くことができなくなりました。
腰の痛みは引いていたので、ちょっとずつ治っていると思っていた(正確に言えば、そう思いたかった)のですが、実際には悪化していたのです。しかも、いわゆる四十肩、五十肩まで患ってしまいました。
後で学んで知ったことですが、腰痛は他の部位にも悪影響を与えていくのです。腰痛は再発し、重症化していくというのは本当のことです。
私は医師や治療師に依存することはなかったものの、自分で腰痛を治そうという意志にも欠けていたことに気付きました。
腰痛は本当に自分で治せるのか?
本屋に行って腰痛のコーナーに行くと、「腰痛は自分で治せる」という類いの本が、非常に多く見られます。
これは何を意味しているのでしょうか?
それは病院や治療院に足繁く通っても、腰痛が治らない人たちが日本全国に数多くいるという事実を物語っているのです。そうでなければ、これほど多くの本が出版されるはずがありません。
生活習慣病が、生活を正さないと治らないのと同じように、腰痛も本当の原因を知って、自分で改善に取り組まない限り、たとえ名医であっても腰痛を治すことはできないのですね。
「腰痛は本当に自分で治せるのか?」という問いに対しては、実は、「自分で治さない限り治らない」と言ったほうが、より正しい答なのだと思います。
私は腰痛を発症してから一年以上も経ってから、「このままではいかん!」と思い立って、ようやく腰痛について勉強を始め、腰痛の改善に取り組むようになりました。
そのおかげで、それ以降は腰痛を発症していません。恐らく、今後もないと思います。
腰痛を治したいけど、お金も時間も掛かる
とはいえ、今現在、腰痛の痛みに悩んでいる人は、多くの本を読んで、じっくり学んでいる余裕はないと思います。
私も腰痛を発症してしばらくの間は、椅子に座って本を読むなんて無理でした。座っているだけでも腰が痛いのですから、そんな気力も出ないのですね。
だからといって、手っ取り早くネットで情報を仕入れようと思っても、ネットの情報だけでは信頼性が持てません。ある程度の知識がないと、その情報が正しいのかどうか、判断がつかないのです。
理想を言えば、良い医師や治療師に巡り会って、その指導のもとに腰痛を改善していくのが一番だと思います。でも、仕事をしていると、なかなか通院できません。
毎回の治療費だって高いです。最短で治っても10万円以上は掛かりますし、すでに100万円以上も払っている人だって、普通にいます。
それで腰痛が治るのならばいいですが、治っていない人も多いわけですから、本当に困ったものだと思います。
DVDで学んで、自分で腰痛を治す
腰痛を本当に治したいけれども、病院や治療院では治らないという人には、DVDの教材で学んで腰痛改善に取り組むという選択肢があります。
自分で本当に腰痛を治そう!と思って取り組んだならば、短期間でもすぐに効果を感じてくるはずです。
腰痛改善ストレッチ「福辻式」DVD
指導者はアスカ鍼灸治療院の院長、福辻鋭記先生です。テレビなどのメディア出演も多く、著書も多数ある先生です。
「ブロック注射や痛み止めは根本治療にならない」と説明に書いてありますが、その通りですね。
身体が「SOS!」と叫んでいるのに、その声に耳を塞いでしまう行為と同じなのです。痛みを感じないようにする対処だけなので、腰痛が治るはずはありません。
腰痛改善の方法の基本は、「筋肉を柔らかくする」ことです。なぜならば、そもそも骨格の歪みは、硬くなった筋肉が、骨を引っ張って起こしているからです。
家族も腰痛に悩んでいたら、一緒にDVDを見て、改善に取り組んでみてください。一緒に取り組んだほうが継続できますし、効果は高まります。
効果保証付の公式サイトでも直接ご注文できます。詳細はこちらのほうが詳しいです。
⇒ 腰痛改善ストレッチ「福辻式」DVD
DVD4枚組です。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、すべり症、分離症、側湾症など(筋肉による筋筋膜性腰痛症と、関節による椎間関節性腰痛症)、ほとんどの腰痛に共通で適応できます。
- 40代の女性です。若い頃より、ぎっくり腰・椎間板ヘルニア・慢性腰痛・坐骨神経痛…と、色々と経験してきました。この方法に出会えた事、とっても感謝しています。最初は価格が少し高いかな…と躊躇しましたが、返金保証を信じて買ってみて良かったです。
- お陰様で今は元通り仕事にも復帰し、空いた時間にエクササイズをするという形になっています。手術しかないと思っていた状況が、仕事にも復帰している事に感謝しています。
- 半信半疑、ダメ元、騙されたとしても救われたい、というわらをもすがる思いでDVDを購入しました。まだ二ヶ月目ですが、ひどい痛みはなくなりました。これからも続けます。そうそう、ツボの説明があり私にはすごくそれも分かりやすかったです。
- 同業屋の立場として購入させていただきました。まずDVDの内容ボリュームがびっくりするほどあり、プロの目から見てもこれはとてもお買い得で勉強になりました。肝心の効果に関しても、プロの目から見ても間違いなく効果のあるものです。
- DVDを見ながら自分も一通りエクササイズをしてみました。驚いたのはその夜です。前の晩まで常に激痛に襲われ到底眠ることの出来ないような状態だったのが、その夜は普通に寝ることができるようになったんです。
腰痛になってから整体、痛み止めの薬、腰痛体操など、色々なことを試して効果がなかったのに、福辻式で1日でこんな効果が出たのはびっくりです。福辻式を始めてわずか1ヶ月、完全に立ち仕事に復帰できました。 - もう、手術しかないのかなあと、絶望的な気持ちになっていた矢先、このDVDを知りました。初めの1日目、ストレッチの直後から、お尻の坐骨神経に沿ってずっとあったズーンとした痛みが感じなくなったことに驚きました。
各臓器の活性化を図るツボの刺激も寝る前にリラックスしながらやっています。試してみて良かったです。 - 腰の痛みがなくなりました! 坐骨神経痛もありましたが、足首を固定したり、足の骨の固定、手のツボの刺激で歩きやすくなりました。DVDの内容が長いので、効果がないと言う方は、おそらく、一部分しか見てないのではないでしょうか?
本来の自分の姿を取り戻す
腰痛の原因は、生活の中で猫背などの悪い姿勢を取り続けてしまったことにあります。まずは、そこを自己点検してみてください。猫背の姿勢で座っていると思ったら、背筋をピンと伸ばしてみることです。
また、同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。時々、軽く伸びをする運動をして、体をリラックスさせてください。
腰痛を治そうとして、筋トレに励んだり、自己流のマッサージをしているならば、それは一旦止めてください。腰痛を悪化させる危険のほうが高いです。
人間の体は、3か月でほとんどの細胞が入れ替わるように出来ています。まずは3か月間、自分の姿勢に気を付けてみてください。それだけでも、確実に腰痛は改善していきます。
その間、ご紹介したDVDや、他の腰痛の改善グッズを試してみるのも良いと思います。
但し、続けなければ意味がありません。続けると言っても、わずか3か月程度なのです。腰痛の苦しみを思えば、それくらいの意志は保てるのではないでしょうか?
腰に何の不安もなく、どこまでも自由に歩き回れた自分を思い返してみてください。それが本来のあなたの姿なのです。そんなに昔の話ではありませんよね?
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⇒ 腰痛改善ストレッチ「福辻式」DVD